云外人间自悠游

濃霧に灯篭を翳して

ジャンプカードが好きなので 陸


もっと精神的な話をしたい…私、生来からあの、心に虚しさを抱えてて、あんまり感情表現もできないし、怒りに満ちた愛のない家庭で育って、何もかも諦めてしまうような無力感と…病んでますよね?
『ふむ。失望してるんだね。心が空っぽで悲しみを抱えてる。この状況から抜け出したいと思ってる。』
まただ…話し終えてないのにぽろりと落ちた。
はい…なんて言うかその…今後のこととか…どうしていったらいいのかなぁって…思うんです。
『知性とそれを弄んだ結果の善悪両面が挙げられる。達観した人格者などではなく、自我の塊でしょう。自分のまわりの世界をその自我と志に基づいて作り上げる人物だね。“汝が志すことを行え、これぞ「法」の全体とならん”。猿…知性の中の潜む身勝手さといった獣的、本能的な側面を示す。松明…燃え上がる炎は情熱や志を表す。
具体的に言えば、同じ考え方や人生観の相手と友情かららじっくりと愛を育む。融通が利くしちょっとずる賢いね。自分の伝えたいことを上手に伝えるので中心的な人物になれるし、あっさりとした交流。興味のあることをどこまでも追求してったらいいと思うよ。一生、学びつづけたい。自分の真の志を見つけること。』
わぁ…獣性と松明は個人的に思い入れのあるもので。自我の塊って言うのもそうだと思う。志…
『建前を取り払って本能を追求する生存者。これから肉体を誰に与えるか取捨選択する主のような男性的の強いカード。天界・地上・冥界を直結する、より普遍的な生命の樹。“われこそ飛びかかろうととぐろを巻く秘密の「蛇」なり。わがとぐろを巻くことに喜びあり”。結果を思い煩うことなく、自らの内部に覚醒した力を駆使したいという欲求は、ときに社会的な規制との間に摩擦を起こすだろう。だか、それは「悪」なのだろうか?
具体的にいえば、目標達成に向けての秘密のプランがある。長年の尽力が報われる。他の人が寝静まってからの作業。長い年月をかける研究。秘教や魔術などのオカルティックな学問。肉体は神殿であるという現実を受け入れ、広めていく。』
うん。なんかね、思いあたる節しかない。
魔術師と悪魔のアテュが出たから、社会的な摩擦を恐れずに自分の志すことを長く続けていけばいいのね。


そんな私に、彼さんはどう関わってくるん?…
『ボトッ(左上から始まり右下まですべて)』
ジャンプカード多すぎ。残りの半分近く落っこちたよ。内容的にかなりデリケートなので割愛するね。欲望から始まって…途中、雲行きが怪しくなってからは失敗・残酷といった相当しんどい時もあるみたいだけど、最後なんか報われる感じがそれっぽいね。粘り勝ち…みたいな。ストーリー性を感じる。