云外人间自悠游

濃霧に灯篭を翳して

ゆびさき

・・私のところにおいでよ。
もっと近くに、来て。寄って …

私とともに踊りましょう。…歌い、舞い。
悠久のよろこびを 伴に、宇宙(ソラ)に

生命を

広がってゆく 音の流れは、
いつしかかざ波を超えて …………


鳴る。。。

央の臆、深くまで沈ぬ。届かぬところはない。
億千年のレキシを …洗い流して、!

すべての元へ還りましょう。

朽ちるもの ちぢまるもの かたまるもの
打たるもの 叫ぶもの 紛る彼方にひそむもの
にごすもの 腐すもの

剥がれ落ちリ膜って…
光のもとにその身漂(サラ)せよ。。