云外人间自悠游

濃霧に灯篭を翳して

in the mirror

私のほうは目が潤んだ …
味方なんだ。受け容れたかった。だから…


僕としてその声を聞いてみた。


そっと…手を重ねて…
自我が壊れそうな…音と…震え。…


僕は怯えて身を守ろうとしていた。


気付く私、…
刺激を与えぬよう…話しかける。…


心がつめたくなる。


文字が滑って入ってこない。…
感覚が遠のく…


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