云外人间自悠游

濃霧に灯篭を翳して

ECHO-o-o-o-o ooo o-o-o-o- o-o-o-ooo- ooo ooooo

僕が僕を殺してた。

…… そうだろ?


自己破壊を求めるのも僕で

内部戦争を起こしてるのも僕で

鬱屈とした自分を僻んでるのも僕で

周りに爆弾をばらまくのも僕



そんな自分を憎んで嫌って殺そうとするのも僕

破滅を生んでいるのは僕自身



僕が僕の死を望んで僕を殺そうとする

否定に次ぐ否定で自棄になった僕は周りを恨みだし

投影した自身を殺すことで僕は僕を見失う

自分さえ居なければ良かった…存在を許さないのも僕で

怒りに取り憑かれ暴発しかかった僕は僕を撃つ



僕が僕の存在を許せばいい。

僕が放つエネルギーが殺意に投じられて鬱々とする僕

生きてる心地もしないのも僕が原因で

殺しに喜びを見いだそうとすることで鬱を吹き飛ばしたい

悪循環に陥った僕は周りを遠ざけようとする

自己完結することで守れると思いたいから

僕が僕を殺す公開死刑を行なった

ボロボロに逃げ延びた僕は殺しを辞めたいと思ってる

こんなこと何度もやってられないし身がもたない

次はほんとうに死んでしまうかも…

生きたいと思う。…僕は生きたい。…僕は生きたい。…



次はないよ。

もう殺せない。…これ以上僕は殺せない。

僕は生きるから。

僻むのを辞めて佇んでみよう

武器を下ろして息してみよう

…気になるけどどうしよ、触らない触らない。

殺しは僕の一部だった。

安心しても安全じゃない

不安を感じたくなくて殺した。

敵意に晒されてないと落ち着かないらしい

下ろしたものを取ればまたパニックを起こす。

がまんがまん。…