云外人间自悠游

濃霧に灯篭を翳して

生きている

自分のオーラと共鳴する場所、ふさわしい人物にふさわしいタイミングで会うことが出来ますように。

迷いながらも進むことを諦めない、座ることあっても立ち上がる。心の灯籠を見失わないように。


先行き不安の霧の中・・
手さぐり状態で道を切り拓いてきたのは今に限ることではなかった。

周りを囲う人々が、私の心を挫こうとするとき(ここで死ぬわけにはいかない)と強く思った。
(まだ何にもしてない)(今ここで死ぬのは惜しい)
懸命に、懸命に、生きることを掴みとってきた。
そんな自分がいたもんだから、今も世界にへばりついている。


本当に死に瀕したことが何度もあった。物理的にも、精神的にも。
そんな中、自分はよく生きてこれたな……
赤信号に気付かず自転車で横断歩道に飛び出した幼い日、目の前でダンプが止まったのを覚えてる。
自身に起こった出来事の意味も分からないまま、頭の中に(?)を浮かべていたっけ。


現実直視がこんなに怖いものだと思わなかった。
火エレが地エレに落ちるとき、多少のショックを伴うとは言われているけど…
私が生きていける世界を、探しださなくちゃ。
存在してることをまだ信じられずにいるのかもしれない。

生きていることが今も奇跡みたいで、放っておけば死んでしまうヤワな体を受け入れる。
自分をこんなに慈しんだこと今までなかったかもしれない。。

自然が美しいと思った。ただそれだけで、世界は肯定できる。

自分は生きている。‥‥ 生きているんだ。生きているんだ。。