云外人间自悠游

濃霧に灯篭を翳して

月牡牛座❸と好き嫌い

自分が好きなものを否定されると自分も否定されたような感じるのは自他境界がないと思うね。

好き嫌いの判別は、究極的に自分を愛することにもつながるからね。

私があえて『合わない』と言ったのは、
“体質”により深く根ざしているものだからだ。

生理的反応/本能に近い。


この人の言動を、「食べられるか」「食べられないか」で判断するのが牡牛座の月ということだ。

自分の体質に合わないものを食べると体調を崩すからね。

自然な状態を保つためにも、無理をするのは禁物だ。


山羊座というものは、10ハウスに結びつけられているように、“仕事をする”ことに関連している。

自分の持つ好き嫌いを超越して、苦手なものや人にも対応していかなければならない。

だから自身の感情を抑えなければならない場面がいくつも発生するんだ。


そんな山羊座を太陽にもつ私は、己の好き嫌いではなく
判断を月に委ねることが多い。

好き嫌いに関しては金星だが、

牡牛座の月は、『ある素材を前にして、自分の体が合わないものを判別する基準が厳密である』と言えることだ。


牡牛座の太陽のように、自分の愛するものの素材の質を高め/追求し続けることはない代わりに

自分の周りに存在する玉種混合のもののなかから、自分に合うものを選別する“才能”があると思ってる。

私は自分の牡牛座月のいい側面を見ているし、同時に信頼してもいる。